サイディングって実際どうなの？

こんにちは、設計の林です。

今回は外壁仕上げについてお話ししたいと思います。
みなさん、家を建てる時に間取りと共に
外観はとても時間をかけてご検討されると思いますが、
検討されるポイントとしましては、
耐久性やデザイン性、予算なども含めて
悩むところですね。外壁仕上げには大きく
乾式工法と湿式工法の二つに分かれますが、
乾式にはサイディング張り、ガルバリウム鋼板張り、
木板張り、湿式には塗り壁（ジョリパッド　モルタル）
などがあり、どちらも多くの商品がありますね。

弊社の外壁といたしましては、
サイディング・ガルバリウム鋼板
ジョリパッド・板張り等々使用する場所やデザインを
検討して提案いたします。その中でも今回は
サイディングについてお話しをしたいと思います。

【サイディングとは】
サイディングという商品は、
外壁に張る仕上げ用の板材です。

セメント質原料とパルプや木繊維といった繊維質原料を
成型し塗装した板材で、高温・高圧の「窯」で
硬化させてつくられることから
「窯業系サイディング」と呼ばれるようになりました。
歴史は1970年代からなので、ほぼ私と
同じくらいの歴史をもってます。

板にいろいろなタイル柄　石柄　木目柄などを
塗装により表現できるため、
デザインの選択がとても広がります。
ただ本物とちがって繰り返しのパターン柄などに
なってしまうのですが、実際遠くから見たら
知らない人だとそんなに気が付かないくらい
メーカーさんも表現力に力を入れております。
そしてメーカーさんが特に力をいれているのが、
耐久性です。耐久性については、
以前と比べてサイディングの材質が
良くなってきていて最近では30年の変色・退色保証が
されたものもありますが、弊社ではサイディングでは
ケイミュ-さんの光セラという商品を標準としています。

【光セラとは】
ケイミュー株式会社から販売されている光触媒の
壁光セラという外壁で、特殊なコーティング技術によって
太陽光を利用し、外壁表面の汚れを分解・除去できます。
太陽光によって汚れをつきにくくし、雨で汚れを落とす
セルフクリーニング性能を備えています。

また、日焼けや色あせを防止するセラミックコートが
施されており、長期間美しい景観を維持できます。
光セラはメンテナンスフリーで使用できる外壁として、
ケイミューの外壁シリーズの中でも人気が高いです。

どうしても家の外ですと、色あせやメンテナンスが
家の中の素材より考慮しないといけませんが、
何年か後にメンテナンスをする場合、その何年後が
どれくらい後か、そしてその時どれくらいの
費用がかかるのか、建物の状況により変化しますが、
そのコストを抑えることも重要であります。
いろんなメーカーさんの商品があり、
メリットデメリットがそれぞれ異なりますので、
デザインも併せてご検討ください。

ちなみに宣伝ですが、
ケイミューさんのカタログに弊社建物が掲載されています。
41ページに掲載されていますが、
自宅の外壁を検討されるときに見ていただけると幸いです。