Blog
建物の基礎について
お家の大事な土台!
こんにちは!
コネクトデザイン アドバイザー/現場監督の玉舎です。
本日は建物の基礎工事についてお話していこうと思います。

まず,基礎工事とは地盤と建物をつなぐ重要な部分です。
基礎工事と言っても家の基礎(土台)には
「ベタ基礎」と「布基礎」の2種類があります
それぞれのメリットとデメリットとしては…
「ベタ基礎」
〇特徴
立ち上がっている部分と床一面を,鉄筋を入れた
コンクリートで一体化させて面で家の重みを支え,
荷重を分散させることで布基礎よりも耐久性が高いのが特徴
〇メリット
耐震性を高めやすくなる
床下の地面を厚いコンクリートで覆うので,
湿気が建物に伝わりにくくなる湿気による住宅の
木材の腐食対策になり,シロアリによる被害も防ぎやすくなる
〇デメリット
布基礎に比べてコンクリートと
鉄筋の使用量が多くなり,コストが高くなる
「布基礎」
一見布基礎の床もコンクリートで覆うので
ベタ基礎と同じように見えます
ただ,住宅を支えるのは地面から立ち上がっている
部分のみで点で支える構造です
立上り部分以外に打設するコンクリートは
ベタ基礎が約15㎝に対して布基礎は約5㎝
〇メリット
床部分に鉄筋を使わない事とコンクリートも薄いので,
ベタ基礎と比べコストを抑えられる
〇デメリット
耐震性はベタ基礎と比べると,点で支えるので弱くなる
湿気やシロアリ被害を受けやすい
主に「耐震性」と「コスト面」が
それぞれ変わってきますが
コネクトデザインでは,ベタ基礎を
標準の仕様として採用しています。
弊社のこだわりとして,
建物の構造計算をかけたうえで,
耐震等級3をクリアした丈夫な基礎をつくっています。
例えば,アンカーボルトを一般的には2.7m
間隔で設置するところを0.91m間隔に,
ホールダウンは構造計算をかけた上で
重要な箇所に配置し,建物の安全性を確保します
また,基礎パッキン工法を採用し床下の乾燥状態を
保つ事でシロアリ対策をしています。
※アンカーボルト…基礎と土台を緊結する物,
埋込ピッチは2,700mm以内と規定
※ホールダウン…基礎と土台を緊結する物
